犬張子ろくすけの旅プロジェクト 近畿の旅模様 忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アルチュール・ナマケモノノフ・ニコチンスキーさんとの
三重県の旅、第11回目です。
⇒第1回
⇒第2回
⇒第3回
⇒第4回
⇒第5回
⇒第6回
⇒第7回
⇒第8回
⇒第9回
⇒第10回

2010年12月某日、熊野市神川町に工房「そめやなないろ」を持つ
藤本さんご夫妻のところに おじゃましました!
ご夫妻は灰汁醗酵建ての藍染め、草木染め染織家さん
ほかの人たちにも熊野の本藍染めを暮らしの中で楽しんでもらおうと、
日々制作に励んでいらっしゃるそうです。
のれん、スカーフ、小物入れなど、作品の種類も様々!

今回は仕事場の工房と作品、それから…おっと!ここから先は この記事で
のちほどお伝えしますね。お楽しみに。




こちらは藍瓶(あいがめ)。染料が入っている場所です。
間違って中に落っこちたら、大変なことになっちゃいそう!?




上からもう1枚パシャリ!
ぼくや周りのものの大きさと比べると よくわかると思うのですが
けっこう大きい!!




これは いわゆる おくどさん
ぼくは聞き慣れない言葉だったんですけど「おくどさん」は一般に「かまど」の
ことらしい。皆さんは知っていたかな?
この工房では、主に草木染めに使っているそうです。




ご主人の藤本さん。いかにも「職人!」という感じのスタイルですね。
頭に巻いているのは…もしかして、ここで制作された作品ですか!?
記念のツーショットです。

後ろの大きな窓からは、熊野の大自然が よく見えます。
こんな気持ち良さそうな場所で制作に励めるなんて、素敵だなぁ…!!


ところで藤本さんご夫妻は、染織作家のほかに もう1つの顔を持っています。
それは…ギターデュオ「NANA-IRO」!!



ここで奥様も登場。ギターがバッチリ似合っていますね。
若い頃からギターが好きだったというご主人、東京でのバンド活動から
熊野に来てもずっと音楽を続けていらっしゃるんだって。




なんと!ぼくのために演奏してくれました!!
優しい演奏に癒されます…はふぅ。

「ボク達のもうひとつの染織家としての活動とそれぞれの、ものづくりを
している人たちの中で音楽を創造していくことに何かを感じている」

CD『Sense of Heart』フロントジャケットから引用)

言葉で表現できない その「何か」を、ギターの音色に込めて表現されている
そうです。




このCDには、長年ギターを弾き、2006年から各地でライブ活動を始められた
NANA-IROの選りすぐりの11曲が収録されています!!
お問い合わせは0597-82-0529へ。
おかけ間違いのないようお気をつけくださいね。
…と、勝手に宣伝しちゃいました…




紀南ツアーデザインセンターという場所でも「そめやなないろ」さんの作品が
展示・販売されています。
色とりどりのスカーフは それぞれ優しい きれいな色。
ぼくには少し(かなり?)大きいけど…身につけたら素敵だろうなぁ!と
想像してしまいました。

そめやなないろ」さんのブログを見つけたのでリンクさせてもらいました。
こちらも ぜひご覧くださいね。
⇒そめやなないろ


藤本さん、お忙しい中、仕事場の工房を見学させてくれて、
また ギターの生演奏を披露してくれて 本当にありがとうございました!!
これからも美しい染めの作品や音楽を生み出してくださいね。
ライブ活動も、陰ながらですが応援しています!


アルチュール・ナマケモノノフ・ニコチンスキーさんとの
三重県旅リポート、たくさん撮ってくれた写真も残り少なくなってきて
ちょっと寂しいですが
次回も楽しくお伝えしますので よろしくお願いしますね。
PR
アルチュール・ナマケモノノフ・ニコチンスキーさん案内の
三重県の旅リポートもとうとう第10回目!!
今回も旅模様をお伝えしていきます。
⇒第1回
⇒第2回
⇒第3回
⇒第4回
⇒第5回
⇒第6回
⇒第7回
⇒第8回
⇒第9回

12月19日、熊野市有馬町にある花窟神社(はなのいわやじんじゃ)
やって来ました。
日本神話の女神様イザナミと、火の神カグツチを祀っています。
ここで話すと長くなっちゃうんだけど…なかなか興味深いので
詳しく知りたい人は ぜひ調べてみてくださいね!



この神社の何がすごいって…なんと日本最古の神社と言われていること!!
日本書紀』にも記されている、本当に昔からある聖地なのです。


今でも全国から参拝客が多く来ます。
特に2月2日10月2日の年に2回、「花の窟のお綱かけ神事」という神事が
太古の時代から続いているそうで、これは三重県指定の無形民俗文化財にも
なっているらしい!



約180メートルもの長い長〜い綱が、高さ45メートルとも言われる窟の
頂上から、七里御浜へ引き出して、写真にあるように境内の松の御神木に
わたされるそうです。
大変そうだけど、みんなで力を合わせて、ちょっと楽しそうだね!?




何やら見慣れないものと、周りには藁が。
もしかして、これって綱に関係あるものなのかな?
(PCは画像にカーソルをのせるとズームします


わー!本当に長い綱がわたしてあるよ!!



話には聞いていても、実際に見てみると、なんだか感動してしまいますね。
この神事で綱をわたすのには、「神と結び繋がり、神の恵みを頂く」という
意味が込められているんだって。
神様にお願いするのって、苦労がいるんだなぁ…


ややっ、頭上に不思議な物体を発見!



これは さっきの綱なのですが、季節の花、扇を結んだ幟をとりつけるそうです。
ユニークな形だから何だろうと思っちゃったよ。
青空の下、風に吹かれて気持ち良さそうに ゆらゆら揺れます。




こちらはイザナミを祀っている場所。
花がお供えされていますね。
そもそも「花の窟」の名前は、昔から花を供えて祭るところからも
来ているらしい!?



mie8-008.jpg

最後に花の窟の説明の看板を見てお勉強。
なるほど、巨大な巌そのものが御神体なのですねぇ〜。
(クリックすると大きな画像で表示されます)


アルチュール・ナマケモノノフ・ニコチンスキーさんとの
三重県旅は続きます。次回もお楽しみに。
HOME | 1  2  3  4  5  6  7 

忍者ブログ [PR]